ノロウィルス不活化試験

*不活化とはウィルス自体の持つ様々な作用(たとえば遺伝子のコピー機能)を
完全に抑える事を意味します。

ウィルスが完全に抑え込まれ検出されない結果が確認されました。

  • 試験概要
  • 検体にネコカリシウィルス(ノロウィルスの代替ウイルス)のウィルス浮遊液を添加、混合し、
    作用液とした。室温で作用させ、1、5、15及び30分後に作用液のウィルス感染価を測定した。
    なお、あらかじめ予備試験を行い、ウィルス感染価の測定方法について検討した。

  • 試験結果
  • 結果を表-1に示した。
    なお、細胞維持培地で作用液を10000倍に希釈する事により、検体の影響を受けずに
    ウィルス感染価が測定できることを予備試験により確認した。
    また、ネコカリシウィルスは、細胞培養が不可能なノロウィルスの代替ウイルスとして
    広く使用されている。

  • 検体
  • 抗ウィルス剤-W5

  • 試験実施施設
  • 財団法人 日本食品分析センター多摩研究所

    ウィルス不活化試験(ノロウィルス)

    TCID50:madian tissue culture infectious dose, 50% 組織培養感染量
    *1 作用液1m1当たりのTCID50の対数値
    *2 ノロウィルスの代替ウイルス
    開始時:作用開始直後の対照のTCID50を測定し、開始時とした。
    対照:精製水
    作用温度:室温
    <3.5:検出せず
    ***:試験実施なし